有吉弘行のダレトク|パイナップルと一緒に炒めると肉が軟らかくなるはデマ

※有吉弘行のダレトク!? 2014年3月4日放送分より

世の中にはデマが溢れかえっている。

そんなデマをあぶり出し、
人類を正しい道へ誘う。

パイナップルと一緒に炒めると
肉が軟らかくなるはデマ

中華料理の酢豚に、
パイナップルが入っているのはよく見る光景。

好きだの嫌いだの、
それぞれ言いたい事はあると思うが、
そもそもなぜ、
パイナップルを入れるのだろうか。

中華料理屋の料理人に話を聞くと、
パイナップルを入れると、
肉を軟らかくする効果があるという。

実際に、
酢豚を調理する料理人も、
そう信じ込んでしまっている。

しかしこの情報にデマ疑惑があるのである。

真偽を確かめる為に、
番組が向かったのは、
埼玉県・新座市にある十文字学園女子大学。

食物栄養学科の小谷スミ子教授に話を聞いた。

パイナップルに含まれている、
ブロメラインという酵素が働くと、
お肉のタンパク質を分解して、
肉は軟らかくなるという。

しかし、
パイナップルと一緒に炒めると、
肉が軟らかくなるかというと、
実はそうではない。

ブロメラインは60度以上に加熱すると、
性質が変わってしまい(変性)、
効果が無くなってしまう。

酢豚を作る時には、
中華鍋で200度以上の熱が加わるので、
このブロメラインの働きが無くなってしまう。

実際に、
パイナップル有り無しで酢豚炒めて調理し、
実験をしてみると、
肉の固さにほぼ差は無かった。

但し、
別の方法をとれば、
パイナップルでお肉は軟らかくなるという。

その方法とは、
パイナップルをジュース・液体状にして、
調理前にお肉を1時間漬け込むというもの。

これだけで軟らかいお肉の酢豚が出来るという。

実際に試してみると、
パイナップルジュースに漬け込んだお肉と、
そうでないお肉の固さを比較すると、
倍以上の差が出た。

そもそもパイナップルが、
酢豚に入れられるようになったのは、
19世紀の中国・上海。

中国に進出してきた西洋人好みにする為、
パイナップルで彩りを加えたのが、
始まり・理由だと言われている。

という事で、
パイナップルと一緒に炒めると、
酢豚の肉が軟らかくなるというのはデマ確定。

デマの撲滅へ

デマを撲滅する為、
番組は日本料理界の重鎮、
服部栄養専門学校の校長・服部幸應の元へ向かった。

服部幸應はかの有名な料理番組「料理の鉄人」で、
中華鍋で、
パイナップルとお肉が一緒に炒められているのを見て、
タンパク質分解酵素でお肉が軟らかくなっている」と、
解説していた。

更に自分が書いた本の酢豚のレシピのページでも、
パイナップルは肉を柔らかくして消化を助ける
と記載していた。

そこで番組は、
服部幸應に事実を突きつけたが、
服部幸應はこの事実を既に知っていた。

しかし、
常日頃から服部幸應は、
パイナップルと肉を一緒に炒めると軟らかくなると、
公言している。

服部幸應によると、
パイナップルの酸味の中に、
肉自体をなんとなく柔らかくする気持ちがあると語り、
デマである事は認めなかった。

レビュー

結構多くのレシピ本に、
パイナップルは肉と一緒に炒めると、
やわらかくなると、
記載されていると思いますが、
それは全て嘘情報という事ですね。

でしたら、
酢豚にパイナップルが入っている必然性は無く、
嫌いな人にとっては、
迷惑千万な具材という事になりますね。

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