林修の今でしょ!講座|お金と文学の意外な関係!

※林修の今でしょ!講座 2014年4月8日放送分より

この番組は普段教える立場の林修が、
普段知らない世界の事を、
その道のプロから学ぶ番組である。

今回のテーマは「お金」。

お金のプロ・スペシャリストが、
意外と知らない、
お金に関する秘密・疑問を徹底解明する。

お金と文学の意外な関係

講義内容は「お金と文学の関係」。

林修自身が、
お金と文学の意外な関係を語る。

文学は人の生き様を描く物であるが、
人が生きていく為には、
必ずお金を使わなくてはならない。

しかも現実おいては、
お金を巡って悲劇が起きたり、
幸福が訪れたりする。

そうなるとお金は文学に大きな影響を与える。

お金を入れる事で
文章がわかりやすく伝わる

例えばひとつひとつの表現を、
お金でわかりやすくする事が出来る。

メロンをお見舞いに持っていった」と、
5000円のメロンをお見舞いに持っていった」では、
後者の方がより気遣いの気持ちが見える。

情報を伝達する際には、
数字を入れるとわかりやすくなり、
お金がいくらか明確にする事によって、
よりわかりやすく具体的に伝えるメリットがある。

夏目漱石のお金にまつわる文学

文豪・夏目漱石の作品には、
お金にまつわる話しが結構出てくる。

有名な「坊っちゃん」の中には、
おれは清から3円を借りて居る。
その3円は五年経った今日までまだ返さない。
とある。

3円といえば現在で考えればとるに足らない額だが、
当時の3円は1万5千円程となり、
ちょっとした金額になる。

これが文学におけるお金の問題点である。

具体的なイメージを与えてくれるお金の表現が、
時が経ってしまうと、
かえって状態が分からないのである。

お金の感覚が分かっていないと、
文章の捉え方も分からなくなってきて、
その作品を深く理解しようと思ったら、
その時代のこと全体を理解しなければならない。

当時の金銭価値を理解する事で、
作品全体を理解出来るのである。

これを面倒と思うか、
自分の世界が広がるので楽しいと思うかは、
人次第であるが、
これが文学との関わり方になってくる。

音楽でもその音楽がどう組み立てられているか、
調べる事を「アナリーゼ」と呼ぶが、
文学も疑問を持ったら、
自分でどんどん調べていく事が出来る。

夏目漱石程の作家になれば、
お金を文章に出す際に無意味な事は書かない。

当時の金銭価値が分からない事で、
夏目漱石の遺した素晴らしい文学が分からなくなるのは、
勿体無い事である。

だったら自分達側から夏目漱石の時代に、
近づいていけば良い。

そのような文学の捉え方が存在するのである。

夏目漱石のお金に対する究極の一言

ちなみに夏目漱石自身も、
お金に関して苦労したうちの一人である。

幼い頃、老夫婦に養子に出され、
夏目漱石が有名になった後、
お金を頻繁にせびられたのである。

その夏目漱石がお金に対して、
究極の一言を作品に残した。

それは、
みんな金が欲しいのだ。
そうして金より外には何も欲しくないのだ。
というものである。

これは「道草」という夏目漱石の自伝的な作品である。

文学作品をより深く楽しむ方法

話をまとめると、
文学作品は単純に読むだけでなく、
そこに描かれている金銭的な側面、
そういった物に興味を持つ中で、
その時代全体を理解していく突破口になるのである。

そんな文学との関わり方があるのである。

レビュー

お金という数字を文章に書く事によって、
読者により細かにその情景や、
登場人物の心境を描写しているという話は、
非常に納得出来るものがありました。

今後、本を読む際の、
意識が少し変わってきそうですね。

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