シルシルミシル|野菜1日分のジュースは嘘?栄養が足りない?「1日分の野菜」では搾り汁に栄養を足していた!

※シルシルミシルさんデー 2014年1月5日放送分より

企業パトロール

世の中の人気商品の疑惑や秘密を
徹底的に追求する。

前回は「ビッグカツ」の記事に掲載。

「野菜1日分」に衝撃事実!
350g分の栄養はとれない?

今回捜査するのは、
2004年から伊藤園で発売されている、
野菜ジュース「1日分の野菜 紙パック200ml」。

街行く人に聞いてみると、
ほとんどの人が飲んだことがあり、
若い女性を中心に大好評である。

2000年に厚生労働省が発表した、
成人1人あたりが1日に摂るべき野菜量は350g以上。

本当にそんなに入っているのか
さっそく伊藤園の担当者を現場に連行した。

尋問を受けるのは商品企画部の内山部長。

内山部長によると、
理想は野菜を食べた上で、
「1日分の野菜」飲んでもらう事だという。

そして、
「1日分の野菜」という野菜ジュース1本では、
「野菜350g分の栄養はとれない」という衝撃の事実を明かした。

この事実に対して、
内山部長は弁明。

実際にこの野菜ジュースに使用されている、
野菜の量は350gであるが、
商品を加工する段階である、
搾る・濃縮・加熱といった工程の中で、
ビタミンCが少しなくなってしまうという。

つまり「1日分の野菜」とは、
350g分の野菜を材料として使用している意味で、
野菜350g分の栄養が摂れるという事ではないのである。

実は野菜によっては、
搾る前に茹でたりするのだが、
加熱する事によってビタミンなどが壊れてしまう。

また野菜を搾る時に、
ジュースと搾りカスに分けるのだが、
搾りカスと一緒に一部の栄養が失われてしまう。

しぼり汁に栄養分を足す!?

しかし世の中の人は、
皆このジュース1本で、
1日分の野菜の栄養を摂れると思っている。

実は過去に国民生活センターの行った調査で、
野菜1日分の謳ったジュースのほとんどが、
350g分の栄養に足りていない事が判明していた。

当時この事実を知ったお客から、
伊藤園に問い合わせが殺到。

多い日は1日に100件以上の問い合わせがあったという。

野菜ジュース業界の売上も大きく影響を受けた。

これを受けて伊藤園は、
失われた栄養はしっかり足していこうと、
一大決心をした。

野菜を絞った事により、
搾りカスによって失われた栄養分を、
後からジュースに足しているというのである。

ではどのように足しているのだろうか。

野菜の搾り汁に足す栄養は
無色透明な酸っぱい液体

「1日分の野菜」工場に潜入した。

工場に入りまず目に飛び込んできたのは、
沢山のドラム缶。

中に入っていたのは、
ペースト状のドロドロの野菜。

にんじんの搾り汁は、
ポーランドから輸入してきたものである。

「1日分の野菜」は旬の野菜を使う為、
世界各地に産地を持っていて、
にんじんは、
ポーランドだけでなく、
オーストラリア、アメリカ、日本も産地となっている。

「1日分の野菜」のパッケージには、
QRコードが付いていて、
読み込むと使っている野菜の産地が表示される。

1年を通して1番美味しい旬の物を作れるように、
日本国内は勿論、
世界中の野菜を使用しているのだった。

ちなみに今の時期のトマトはスペイン産。

スペイン産のトマトは、
糖度と酸味の割合が絶妙で、
ジュースに最適で、
1日に200トンのトマトがジュースになる。

そして「1日分の野菜」で使用されている野菜は30種類

にんじん・トマト以外のほとんどの野菜は、
国産のものである。

野菜の搾り汁30種類は、
一体どうやって混ぜ合わせているのだろうか。

まずはにんじん・トマト以外の、
28種類の野菜の搾り汁をミックスすると、
赤ワインのような色になる。

一方でにんじん・トマトの搾り汁は、
一つに混ぜ合わされ、
そこに上述のその他28種類の野菜の搾り汁を投入。

すると「1日分の野菜」は、
野菜30種類使用と謳っているが、
トマトとにんじんの割合が異様に多い事が判明。

これは野菜臭さを無くすよう研究した結果で、
糖度が高いトマトとにんじんを多く使うようになったが、
この2種類だけでは、
カルシウムなどの栄養素が十分に摂れない為、
他の28種類の野菜で補っているのだという。

2004年に発売した当時は、
「1日の野菜」は16種類で発売したが、
強豪が野菜の種類を足してきたので、
負けずと種類を増やしていくうちに、
現在30種類まで増えている事が明かされた。

野菜の搾り汁30種類が混ざった液体は、
ジュースに使えない固形物がこされて、
美味しそうなミックスジュースに姿を変えた。

そこに、
ビタミンC、カルシウム、マグネシウムなどが入った、
無色透明な酸っぱい液体を投入し、
栄養素を足していた。

ビタミンCはトウモロコシなどのデンプンから、
カルシウム・マグネシウムは、
企業秘密で教えられないが、
全て天然のものからとっているという。

ちなみにそれでもまだ、
「1日分の野菜」には食物繊維が足りていない。

そこでそのような人の為に、
食物繊維をしっかり使った商品、
食物せんい野菜」が発売されている。

これ1本でレタス約2個分の食物繊維が摂れるという。

続きは「美味しいうどんはどっちだ?」の記事に掲載。

レビュー

冒頭の「1日分の野菜」では、
1日分の野菜の栄養がとれないという事実は、
私自身も初めて知りましたし衝撃的でした。

やはり楽をせず、
生の野菜を、
きちんと食さなければいけないという事ですね。

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