《今やる!ハイスクール》葉加瀬太郎「派手なワーグナーは究極の俺様キャラ!地味なブラームスはシューマンの妻と不倫!」


※林修先生の今やる!ハイスクール 2013年9月24日放送分より

今回は講師のヴァイオリニスト・葉加瀬太郎が、
クラシック音楽』をもっと好きになる講座を行う。

テーマは『人間性からひも解く、作曲家のここがスゴい!』。

この講義では、バッハにモーツァルト、
ベートーヴェンにシューベルトなど、
偉大な作曲家達の知られざる伝説や裏話、
そしてなぜ彼らは歴史に名を残す作曲家になれたのかに迫る。

ド派手なワーグナーと地味なブラームスの裏話!
ワーグナーは究極の俺様キャラ!
ブラームスはシューマンの妻と不倫!

19世紀半ば、
音楽はワーグナー派とブラームス派で対立した。

ベートーヴェンが音楽の革命を起こし、
19世紀半ばはこのベートーヴェンの意思をどういう形で引き継いでいくか、
大テーマになったという。

ワーグナーとブラームスは性格やスタイルはまるっきり異なり、
ワーグナーは究極のナルシストでSっ気が強かった。

音楽の作り方も俺様キャラをとことん貫いた人物であった。

一方でブラームスはコツコツ作曲し、
もらったお金はほとんど慈善事業に寄付し、
全く自分のことには無頓着であった。

ブラームスは26歳の時に、
シューマンのもとに弟子入りした。

シューマンの奥さんは大変美しく、
クララ・シューマンという名で、
当時人気のあったピアニストであった。

ブラームスは26歳で弟子入りした際に、
このクララ(シューマンの妻)と不倫関係にあったという。

この事実をシューマンは気付いていたという逸話があり、
シューマンはこの時期から精神を病み、
ライン川に数回入水自殺を図ったという。

最終的にシューマンは病院で亡くなったが、
俺は知っている。」という意味深な言葉を残して亡くなった。

シューマンが亡くなった事で、
ブラームスは責任を感じたのか、
クララ(シューマンの妻)と生涯愛し合うが、
結婚することはなかったという。

そして自身を鼓舞するようなワーグナーと異なり、
ブラームスはほとばしるロマンが沢山あるが故に、
それを律する音楽を作るという。

またワーグナーの曲は自分の為に書いているので、
ワーグナー以外が指揮をしても違和感を感じ、
一方でブラームスの音楽は自分の為に書いているのではなく、
音楽の為に書いているので誰もが親しめると解説。

つまりワーグナーとブラームスの違いは、
音楽を人生に使ったのがワーグナーであり、
人生を音楽に使ったのがブラームスであると説明。

《もうちょっと調べてみた&所感》

このワーグナー派とブラームス派の対立は、
単純に性格や音楽が正反対だからだけでなく、
その他の人間関係、更に政治的思惑もはらみ、
当時かなり激しくかち合っていたようです。

政治まで絡んでくるとは仰々しい話ではありますが、
バッハ等の時代(16~17世紀)の間は、
音楽家の地位は低かった訳ですから、
数百年の間に一気に音楽の地位が向上したと言えるでしょう。

また、これだけ音楽が対立していると、
気分によって聴く音楽を使い分ける事が出来ますね。

「楽しい気分」の時は激しいワーグナーの曲を、
「落ち込んでいる気分」の時は、
情緒的なブラームスの曲を聴くと良いかもしれません。

クラシック音楽というと敷居高く聞こえますが、
ワーグナーとブラームスのように人間性や背景まで知ると、
親しみ易く感じられるものですね。

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