《相葉マナブ》「白髪を抜くと白髪が増える」という迷信（言い伝え）の由来・理由は？答えは「錯覚にあった」！？

※相葉マナブ 2013年8月25日放送分より

迷信とは合理的・科学的根拠が無いのに、
いつの間にか世間に広まったもの。
今回は日本の迷信（言い伝え）を学ぶ。

日常生活から誕生したとされる、
聞けばなるほどのニッポンの迷信がある。

「白髪を抜くと白髪が増える」という迷信。

この迷信が生まれた、
由来と理由は何なのか？

白髪を抜くと、
一時的に黒い髪だけになり、
その後に一斉に白髪が生えてくると、
前よりも白髪増えたように、
錯覚してしまうことから生まれたという。

《もうちょっと調べてみた&所感》

このような錯覚を利用した迷信というのはいくつかあり、
他にも有名なものとしては、
「毛を剃ると濃くなる」といったモノが代表的ですね。

これは毛を剃った後は、
当然ながらけその部分はツルツルになります。

しかし毛が生えてくると、
ツルツルな部分と比較しがちになり、
毛が濃くなったように感じてしまうのです。

ちなみに、
白髪というのは何らかの要因で、
黒いメラニン色素が作られずに、
表皮の外に生えてしまう現象をいい、
メラノサイトが弱っているだけなので、
これと毛を抜くという行為の因果関係はないと、
医学的には言われているようです。

だからといって抜いていいのかというと、
そういうわけでもなく、
白髪を抜いて白髪が増える原因にはなりませんが、
頭皮や毛根を痛める原因となってしまいます。

これによってハゲるということもないのですが、
毛の成長が一時的に遅くなったりするようなので、
出来る限り白髪は抜くのではなくて、
根本で切る方が良いそうですよ。

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