世界一受けたい授業|宮崎監督のライバル高畑監督伝説!ジブリ作品の面白さの秘密!

※世界一受けたい授業 2013年11月9日放送分より

今回は世界に誇れるNIPPONスペシャル。

世界に誇れる日本のジブリ
ジブリ作品面白さのヒミツ!

日本が誇る「アニメ」の特別授業。

今回の講師、
スタジオジブリプロデューサー・鈴木敏夫先生が、
観客を引きつけるジブリ作品の面白さの秘密について語る。

前回は「となりのトトロの本当のタイトル」の記事に記載。

宮崎監督のライバル高畑監督伝説

スタジオジブリには、
宮崎監督以外にも、
高畑勲監督がいる。

高畑勲監督は、
宮﨑駿監督にとって、
最大の友人であり、
最大のライバルであるという。

高畑勲(78歳)は、
スタジオジブリ設立前から、
同じアニメーション会社で、
宮﨑駿監督の先輩として活躍。

宮﨑駿監督が自分の作品の評価を、
最も気にしている相手と言われている。

高畑勲の代表作は、
「アルプスの少女ハイジ」、
「母をたずねて三千里」、
「火垂るの墓」、
「平成狸合戦ぽんぽこ」、
など名作揃いである。

中でも「アルプスの少女ハイジ」では、
高畑監督ならではの斬新な表現が伝説となっている。

それはハイジがアルプスの山で暮らし始めた時、
昔の辛かった時を思い出し怖い夢をみた。

白黒や歪んだ背景から、
一転させ華やかなシーンを描く事で、
その怖い夢からの解放を印象的に描いた名シーンである。

一方で高畑監督は、
徹底的にリアルに描く事にもこだわった

「火垂るの墓」では爆撃機の飛んでくる方向を、
史実に基づいて描き、
「おもひでぽろぽろ」では、
舞台である山形の紅花農家を、
自ら訪ねて取材。

紅花の作り方を徹底的に調べた結果、
リアルで美しい紅花農家の風景を完成させた。

そんな高畑作品の中でも珠玉の名シーンとされているのが、
「火垂るの墓」で蛍が舞うシーン。

幻想的な蛍の輝きで、
兄弟の儚い命を描いた名演出である。

しかし高畑監督には1つ困った事がある。

あまりにこだわりが強いがゆえに、
公開日に間に合わなくなる事がある

例えば45年前に初監督した作品では、
躍動感あるアクションにこだわり続けた結果、
公開に間に合わなくなるという理由で、
突然紙芝居のようなシーンになった。

そんな高畑監督の厳しい現場を経験した宮﨑駿監督は、
こんなカット割じゃパク(高畑監督)に怒られる。
と今でも呟いているという。

他にも高畑監督の伝説はある。

「平成狸合戦ぽんぽこ」では、
本当は夏公開なのに、
春公開だとスタッフを騙し続けた。

高畑監督の新作「かぐや姫の物語」
なぜ製作に8年かかったのか?

高畑監督の最新作は「かぐや姫の物語」。

製作に8年もかかった理由について、
鈴木敏夫先生が説明。

通常にアニメは、
まず背景を描き、
その前に動くキャラクターを配置する為、
当然ながらそのキャラクターの絵は、
背景に馴染んでいない。

しかし、
今回の「かぐや姫の物語」では、
背景とキャラクターが見事に同化して描かれている。

このクオリティに仕上げる為に、
8年もかかってしまった事が明かされた。

レビュー

宮﨑駿監督が、
どちらかと言えば、
ファンタジー路線を描く監督であるとすれば、
高畑勲監督は、
ノンフィクション系の作品を描くといった所でしょう。

勿論、アニメ作品自体はフィクションなのですが、
その背景や、
文化的な特徴などは、
徹底取材したノンフィクションという事ですね。

だからこそ、
作品にリアリティがあり、
高畑勲監督の作品は、
心にずっしり響くものがあるのかもしれません。

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